DAINICHI(ダイニチ)のファンヒーター使用中に、E13エラー(換気エラー)が頻発してしまい、部屋が温まらずにお困りではありませんか?
電源をつけても直ぐにE13エラー(換気エラー) で電源が落ちてしまい、イライラしますよね…
筆者自身もDAINICHI(ダイニチ)FW-3214Sを使用しており、E13エラー (換気エラー) が頻発してしまいました。
ですが、今回解説する方法で修理を行ったところ、エラーが出なくなりました。
E13エラーが発生する原因の多くは、シリコーンが蓄積することによる炎検知装置の汚れが原因の可能性が高いです。
そのため、炎検知装置を清掃することで改善することができます。
この記事では、実際に修理を行った筆者が原因と直し方を詳しく解説していきます。
E13エラー(換気エラー)が頻発しまう理由
本来E13エラーは、部屋の酸素が足りておらず換気を行う必要がある場合に発生する安全装置の役目を果たします。
ですがファンヒーターの運転を開始して直ぐに表示される場合などは別の原因があります。
シリコーンが蓄積することによる炎検知装置の汚れ
シリコーンとは化粧品やスプレー類などに配合されている成分です。
ファンヒーター使用中にそれらが含まれた製品を使用することで、ファンヒーターがシリコーン等を吸気してしまいます。
すると炎検知装置にシリコーン等が白い酸化物として付着してしまい、E13エラーがでる原因になってしまいます。
持ち越し灯油を使用したことによる火力低下や不完全燃焼
古い灯油や持ち越し灯油をしている場合は、「酸素不足」と同じ状態になり、E13エラーが頻発することがあります。
E13エラーの修理方法
それぞれの原因の修理方法を解説していきます。
必用な作業もとても単純で簡単なので経験がなくても修理可能です。
炎検知装置が汚れている場合の修理方法
こちらが原因でE13エラーが発生している場合が多いです。
こちらが原因の場合は炎検知装置を清掃することで症状が解消されます。
必要な道具は
- 軍手
- ドライバー
- 紙やすり
のみなので、工具など充実していなくても修理が可能です。
実際に筆者もこちらの方法でエラーが出なくなりました。
手順や注意点などを説明しながら丁寧に解説していきます。
まずは、ファンヒーターの前方のフロンとパネルを外していきます。
次に内部のカバーを外します。
下にあるネジ2つをドライバーで外し、次に下側の左右にある、爪を持ち上げます。
ネジと爪が外れたら、少し上に持ち上げながら外します。
内部パネルが外れると、このように棒状の炎検知装置が現れます。
白いものが付着していますが、これが酸化したシリコーンです。
炎検知装置に付着したシリコーンを紙やすりで削り取ります。
今回は、800番の紙やすりを使用しました。
汚れの度合いが酷い場合は、もっと粗い紙やすりから始めたほうがよさそうです。
左右の炎検知装置から白い部分が無くなるように、まんべんなく削ります。
少し削っただけでも、紙やすりがかなり白くなります。
綺麗に削れたら、逆の手順で内部パネルとフロントパネルを戻して完了です。
古い灯油や持ち越し灯油を使用している場合の修理方法
古い灯油や持ち越し灯油している場合は、直ぐに新しい灯油に交換してください。
こちらが原因の場合はこれだけで解消されることが多いです。
「番外編」ファンのホコリの清掃
今回はついでにファン部分の清掃も行ったので、こちらも解説します。
こちらの作業が直接E13エラーに関係するか不明ですが、ホコリが溜まっていて良いことは無いし、作業もかなり簡単なので、ついでにやっておきましょう。
まずは、ファンの取り外します。
ファン事態は本体の裏側にあります、4本のネジで固定されているだけなので、ネジをドライバーではずします。
次に外れたファンと本体の中を、雑巾等で綺麗に清掃します。
綺麗に清掃ができたら、逆の手順でファン戻せれば完了です。
まとめ
今回は、DAINICHI(ダイニチ)のファンヒーター使用中に、E13エラーが頻発してしまう場合の原因と修理方法を解説しました。
E13エラーが発生する原因の多くは、シリコーンが蓄積することによる、炎検知装置の汚れが原因の可能性が高いです。
筆者も上記の方法でE13エラー(換気エラー)出なくなりましたので、E13エラーでお悩み方は是非試してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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