- まだ現役でD7000が使えるのか気になる
- 初心者で初めての一台に、Nikon D7000を買おうか迷う
- 実際に使った人のメリット・デメリットや感想(口コミ)が知りたい
- おすすめの買い方、おすすめのレンズや備品が知りたい
今回の記事では、初めての一台にD7000を購入し、3年使用した筆者が上記のお悩みを解決していきます!
結論から申し上げますと、D7000はレンズを合わせても中古で3~4万円ほどで手に入る、初心者にもおすすめな高コスパ一眼レフカメラです!
2025年現在、まだまだ現役で使えます!
おすすめの買い方や、おすすめのレンズ、備品等も詳しく解説していきますので、是非ご覧ください。
Nikon D7000の基本情報
メーカー | Nikon(ニコン) |
発売日 | 2010年10月29日 |
新品時価格 | ボディ 約14万円 ・18-105VRレンズキット 約17万円 |
中古価格(2025年現在) | ボディ 約1万6千円~・18-105VRレンズキット 約3万6千円~ |
画素数 | 1690万画素(有効画素数 1620万画素) |
センサーサイズ | APS-C相当 |
レンズマウント | ニコンFマウント(AFカップリング、AF接点付) |

外観はこんな感じになります。
ミドルクラスのため高級感があります。
最新機種やミラーレス一眼に比べるとやはり重量感はありますが、実用レベルです。
シャッター音もこれぞ一眼レフといった感じで、とても気持ちが良いです。
Nikon D7000の良い点・おすすめポイント(メリット)
Nikon D7000の良い点・おすすめポイント(メリット)を実際に使用している感想や、他の方の口コミを元に解説してきます。
低価格(高コストパフォーマンス)
D7000を2025年現在中古で購入する最大のメリットは、低価格(高コスパ)なことです。
D7000は発売から10数年たっているため、中古価格はボディ単体ですと平均2万円ほどで購入することができます。
D7000は一眼レフの中ですとミドルクラスに位置します。
現在新品のミドルクラスを購入するとなるとボディ単体でも10万は軽く超えてしまうため、かなり安いことが分かるはずです。
実際にD7000も新品時の価格は、ボディ単体で14万円ほどでした。
レンズも安く購入できる
D7000は適合するレンズも低価格で揃えることができます。
一眼レフカメラは、ボディとレンズが別になっているため、それぞれ別で購入する必要があります。
最新のレンズを購入するとなると、レンズ単体でも値段が張るため、かなりハードルが高くなります。
ですが、D7000に適合するレンズは標準レンズ35mm(APS-C換算50mm)も中古で約1万ほどで購入できます。
なので複数のレンズを揃える場合でも、かなりコストを抑えることができます。
初心者が使うには性能も十分
D7000は今でこそ10数年前のモデルですが、新品当時のミドルクラスに位置するため、現在でも初心者が使うには十分な性能で写真もかなり綺麗に撮れます。
スマホの写真と比べても違いは一目瞭然なので、SNS映えも間違いないです。
価格に対してのコストパフォーマンスはかなり高いです!
SDカードが2枚入る
D7000はダブルスロットルを採用しているため、SDカードが2枚入ります。
ダブルスロットルは基本的には高性能モデルにしか搭載されないため、とてもうれしい機能です。
2枚入ることにより
- 片方にバックアップ
- JPEGとRAWそれぞれで保存
- 1枚が容量いっぱいになったら2枚目に保存
などなど様々な使用方法があります。
特に写真を極めはじめると、RAWの編集をするようになるため「JPEGとRAWそれぞれで保存」はかなり重宝します。
Nikon D7000の欠点・悪い点(デメリット)
Nikon D7000欠点・悪い点(デメリット)を実際に使用している感想や、他の方の口コミを元に解説してきます。
操作性が悪い
D7000は10数年前のモデルになるため、操作性が最新機種と比べて劣ります。
ボタン操作になるため、現代のタッチパネルの操作に慣れていると、多少不自由さを感じるかもしれません。
ですが、ボタン操作にも慣れてしまえば問題無く使えます。
設定がシビア
D7000は最新モデルと比べると、やはり性能が劣るため、特に暗い場合の設定がよりシビアになります。
ですが裏を返せば最新機種の場合、ある程度設定が甘くても性能が良いため誤魔化すことができます。
しかしD7000ですと、しっかり設定を出す必要があるため、かなり腕が上がります。
なので、後に最新機種を購入した際に、より恩栄を受けることができると思います。
Bluetooth・Wi-Fi機能が無い
D7000は古いモデルのため、BlutoothとWi-Fi機能がありません。
なので、スマホに画像を保存する際に、SDカードリーダーを使う必要があります。
ですが、リーダー自体も高くはありませんし、SDカードを挿してスマホと接続するだけなので、それほど手間はかかりません。
Nikon D7000が2025年でもまだ使える理由
Nikon D7000は10数年前の機種ですが、2025年の今でも「十分な性能」を持っています。
ここでは、その理由をメリットで紹介したことも踏まえて、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
高画質:スマホよりも圧倒的に綺麗な写真が撮れる
D7000は発売から数十年が経っているものの、今のスマホにはない「一眼ならではの画質の良さ」があります。
それを決定づけるのが、センサーサイズの大きさです。
- スマホのセンサーサイズ:約1/1.7インチ(非常に小さい)
- D7000のセンサーサイズ:APS-C(スマホの約13倍)
写真の画質は「画素数」だけで決まるわけではありません。
実はこのセンサーの大きさこそが、写真の「ボケ感」や「色の滑らかさ」「立体感」に直結します。
センサーが大きいほど
- 光をたっぷり取り込める → 暗所でもノイズが少ない
- 背景が自然にぼける → 被写体が引き立つ
- 色の情報が豊か → 深みのある写真になる
といったメリットがあります。
だから、たとえ画素数が少なく見えても、D7000で撮った写真の方が「プロっぽく」見えます。
SNSにアップしても、「あれ?なんか雰囲気違う」と思われるような写真が、初心者でも簡単に撮れます。
中古価格の割に性能が高い
D7000は元々ミドルクラスとして登場した機種です。
新品価格は14万円以上でしたが、今では中古で2〜3万円台で購入可能です。
この価格帯で
- サブダイヤルなどの豊富な物理ボタン
- ダブルスロットル(SDカード2枚対応)
- 防塵防滴ボディ
などの上位機種仕様が使えるのはD7000ならではです。
レンズの選択肢が豊富かつ安い
D7000は「Fマウント」に対応しています。
ニコンの歴史あるマウントなので、豊富な中古レンズが揃っています。
- 単焦点レンズ(35mm f1.8)→ 約1万円前後
- ズームレンズ(18-105mmなど)→ セットでも3万円台で入手可能
後から「もっとボケを出したい」「遠くを撮りたい」など、ステップアップしやすいのも魅力です。
写真の基礎がしっかり学べる機種
D7000はオートでも撮れますが、マニュアル設定(F値・シャッタースピード・ISO)を覚えやすい設計になっています。
最近のカメラは「自動補正」が強すぎて、自分で設定を変えても違いが分かりにくいこともありますが、D7000は良い意味で「素直」なカメラです。
「自分の設定でちゃんと写真が変わる」感覚が身につき、写真が上手くなる実感を得やすいカメラです。
Nikon D7000がおすすめな人
D7000のメリットデメリット、今でも使える理由を紹介してきました。
これらを踏まえてD7000がおすすめな人は
- 初めて一眼レフを購入したい
- 初期投資は3万円~4万円ほどに抑えたい
- しっかり一眼レフについて勉強したい
- 複数のレンズを購入したいが予算は抑えたい
- 低予算で高級感のあるカメラを使いたい
このような方に非常におすすめな一眼レフになります!
Nikon D7000のおすすめな購入方法
D7000の中古のおすすめの購入方法は、カメラショップに実際に足を運ぶか、きちんとしたショップが出品しているネットショップでの購入です。
フリマ等で少し安く出品されていることもありますが、精密機械なためリスクがあります。
また、お近くのカメラショップの場合は、在庫がないことも多いです。
なので、Amazonなどのネットショップで、きちんとしたショップが保証つきで中古を販売しておりますので、そちらでの購入が一番おすすめです。
Amazonの場合は、商品ページのpcだと画面右下、スマホだと下にスクロールしたところにある、Amazonの他の出品者から中古が見れます。

Nikon D7000のおすすめレンズ
D7000におすすめなレンズは、Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gです。

中古での価格は約1万円~になります。
こちらは、35mmの単焦点レンズです。
D7000のセンサーサイズは、APS-Cなので地質約50mmの単焦点レンズになります。
50mmのレンズは、標準レンズと呼ばれており、最も人間の視界に近く汎用性が非常に高いです。
実際に筆者も愛用していますが、ポートレート・風景・物撮り・暗い場所での撮影等かなり幅広く使用しています。
また、ズームができませんが、一眼特有のボケ感に一番影響を与えるF値も1.8まで低くすることができるため、かなりボケ感がある写真も撮影することができます。
初心者でD7000の購入を考えている方は、D7000はボディ単体で購入して、レンズはこちらを中古購入するのが最もおすすめです。
こちらも、Amazonなどのネットショップにて保証付きで中古が出品されています。
Nikon D7000におすすめな備品
実際に筆者がD7000と合わせて使ってみてよかった備品を紹介していきます。
SDカード
D7000では、使えるSDカードの最大の容量が64GBになります。
更に規格がSDXCである必要があります。
それらの条件を満たしており、コスパ良いSDカードはこちらになります。
筆者もこちらを2枚愛用しており、不具合も無く処理速度も申し分ないのでおすすめです。
SDカードリーダー
D7000は無線での転送ができないため、スマホに写真を入れる場合にはカードリーダーが必要になります。
筆者はこちらを使用しております。
筆者も愛用していますが、不具合もなく転送も早いのでおすすめです。
ドライボックス
一眼レフやレンズは湿気に弱く、管理を適当にしていると曇りやカビの原因になるため、防湿する必要があります。
初心者ですと本格的な防湿庫はハードルが高いので、ドライボックスがおすすめです。
筆者が愛用しているドライボックスがこちらです。
D7000本体とレンズを2個入れても収まります。
Nikon D7000のおすすめの学習方法
いざD7000を買っても、特に初心者だと使いこなすのが難しいと思います。
そこで、おすすめなのがこちらの本です。

D7000専用の参考書になっており、筆者もD7000を買う時に同時に購入しました。
説明や操作方法がすべてD7000を元に写真つきで解説されているので、とてもわかりやすいです。
また、シーン別の撮影方法や設定など、かなり細かく解説されています。
これさえ買っておけば、様々な場面での撮影や、オートモード以外での撮影もばっちりです。
- これからD7000を購入する
- 購入してみたけど上手く使いこなせない
- オートモード以外の撮影にも挑戦してみたい
- 様々なシーンの撮影に挑戦したい
このような方にかなりおすすめなので、是非手に取ってみてください!
D7000作例
実際に筆者が撮影した写真を、いくつか紹介します!
※容量の問題で画質を落としています



まとめ
今回はD7000について解説していきました。
D7000はコスパが非常に高く、一眼レフデビューしたいけど予算が限られている初心者におすすめの一台です!
10数年前の機種になりますが、初心者が使うには十分な性能で、今でも現役で使うことができます。
古い故のデメリットもありますが、慣れてしまえば十分実用レベルです。
性能に頼らず、設定を出す必要があるため腕も上げたい初心者の最初の一台としてもかなりおすすめです。
ボディと標準レンズ合わせても3万円~4万円ほどで買えるので是非購入してみてください!
今後は、D7000の実践的な使い方なども発信していけたらと考えています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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