INTJ-Tの性格は、後天的に形成される部分が大きいと考えられますが、毒親に育てられることで、その傾向が強くなることがあります。
今回の記事では、INTJ-Tに毒親育ちが多い理由と、なぜINTJ-Tの性格が形成されやすいのか、INTJ-Tの筆者が解説していきます。
また、本人に自覚がない場合でも、親が毒親であることがあります。
なので、親に毒親気質があるINTJ-Tの情報をまとめ、毒親の例を用意しました。
複数当てはまる場合は、毒親の可能性が高いので、もしかしたらそうかも?と思う方はチェックしてみてください。
INTJ-Tの特徴と毒親の関係性
NTJ-Tの特徴と、それらの特徴が毒親によってどのように形成されやすいのかを解説していきます。
あくまでも、毒親に育てられた場合にこういった気質になりやすいといった傾向なので、必ずINTJ-Tの親が毒親であるといった話ではありません。
生まれつきの性格や学んできたこと、その他の環境にも影響を受けることを理解しておくことが重要です。
INTJ-Tは、毒親の影響を受けながらも、そのエネルギーを他者に向けるのではなく、賢く自分の内面で処理し、自分に落とし込む能力を持つ理知的で慎重な性格です。
毒親による過剰な干渉や感情的な虐待は、代々受け継がれることが多いですが、INTJ-Tはその状況を冷静に分析し、内面で解決しようとします。
そのため、他者との関わりを避けるようになり、自己完結型の思考を強化する傾向があります。
このような生き方は一見冷徹に見えるかもしれませんが、実はとても優しく、賢い方法で自分自身を守り、成長し続けていると言えます。
自己肯定感の低さと過剰な自己評価
INTJ-Tは完璧主義的な傾向を持っており、自己評価が非常に厳しくなることがあります。
この傾向は、育った環境や過去の経験によって強化されることが多いです。
特に、毒親からの過度な批判や無視が影響を与え、自己肯定感が低くなることがあります。
親が「お前はダメだ」「そんなこともできないのか」と言ったり、子どもの努力を認めなかったりすると、子どもは自己評価を過剰に低くしてしまうことが考えられます。
また、他の子どもと自分を子どもを比較して否定的な言動を繰り返す場合も自己肯定感を著しく低下させます。
一方で、自己評価が低いにも関わらず、過剰に自己評価を高くしようとする傾向が見られることもあります。
これは、自己肯定感の低さを補おうとする無意識の反応として現れることが多いです。
このような経験が積み重なることで、自己評価が歪んでしまいます。
そして、自己肯定感の低さと過剰な自己評価が交錯し、INTJ-Tに特有の「自己批判的」な傾向や「完璧主義」「失敗を極端に恐れる」といった特徴が強化されることがあります。
感情表現の抑制
毒親からの過度な干渉や感情的な虐待が影響を与える場合、子どもは感情を自由に表現できない環境で育つことが多く、その結果、感情表現を控えることが習慣化する傾向があります。
INTJ-Tは、感情に流されることなく、冷静で計算的な判断を重視する性格です。
この特徴は、感情を抑えることによって培われる部分が大きいと考えられます。
感情的な反応よりも、知的で理論的なアプローチを取ることで自己防衛を図る姿勢が強化される可能性があります。
例えば、親が感情的に暴言を吐いたり、無視をしたりすることがあると、子どもは感情を表に出さないようになります。
最初は感情的に訴えかけていても、次第に親と言う絶対的な存在を前に「自分の感情を表に出しても意味がない」と悟ります。
そして「どうすれば感情的にならず、この場を乗り切れるか?」と無意識に自分を守る方法を模索することが多くなります。
また、親が「そんなことで悩むな」と感情を軽視したり、子どもの感情を無視する場合、子どもは自分の感情を抑え、自己表現を避けるようになることが多いです。
このような環境下で育つことで、INTJ-Tは「感情を抑えて冷静で理論的なアプローチを取る」姿勢が強化され、感情を表現することが少なくなる傾向が強くなると考えられます。
理論的思考の重視
毒親に育てられると、子どもは親の感情的な反応や予測できない行動に振り回されることがあります。
このような環境の中で、子どもは感情的な安定を求め、自然と論理的に物事を考える方法を身につけることが多く見られます。
特に、親が感情的に理不尽に物事を押し付けてくる場面では、子どもは冷静に自分の立場を守るために、論理的に反論しようとする傾向が強くなることがあります。
例えば、親が「これが正しい」「これが普通だ」と感情的に決めつけてきたとき、子どもはその基準を受け入れず、自分の立場を理論的に説明しようとする傾向が強まることがあります。
親が「こうしなければダメだ」と言ったとき、子どもは「でもこれはこういう理由で違う」と理論的に反論する自分に気づくこともあるかもしれません。
このような経験が積み重なることで、子どもは感情を表現するよりも、冷静に分析するアプローチを好むようになることが多く見受けられます。
その結果、INTJ-Tが持つ冷静で理論的な思考が、このような環境から自然に形成され、感情的な反応を避けて論理的に判断する傾向が強まる可能性があります。
過度な独立心
INTJ-Tは、独立心が強い傾向があります。
これは生まれつきのものではなく、育った環境や経験によって強化されることが多いです。
特に幼少期に頼れる人がいない場合や、安心できる環境がなかった場合、毒親からの過剰な干渉や感情的な虐待などがあった場合です。
こうした環境で育つと、子どもは「自分を守れるのは自分だけだ」という意識が自然に身につきます。
他者を頼れなくなり、すべてを一人で解決しようとする傾向が強くなります。
他者と一定の距離感を保つ
毒親の支配的な態度や過剰な干渉を受けることで、子どもは他者との関わりに対して一定の距離感を持つようになる傾向があります。
このような環境下で育つと、深い信頼関係を築くことが難しくなり、表面的な関わりを避けるようになることが多いです。
INTJ-Tは本来、他者との距離を保ちながらも独自の視点を大切にし、深い思考を行う特徴を持っています。
この特徴は、毒親からの影響を避けようとする環境で育つことによって、強化される可能性があります。
親から適切な愛情を受け取ることがなく、安心できる環境で育ててもらうことが出来なかった場合に、懐疑的になり人を信用することが難しくなります。
このような経験から、社交的な場でも他人との関わりに対して苦手意識を感じるようになることが多いです。
その結果、「心の距離を保つ」という傾向が強まり、自己防衛の一部として、他者との感情的な接触を避けることが多くなることがあります。
隠れ毒親のチェックリスト
目に見える虐待やネグレクトがない場合でも、毒親の影響は非常に深刻です。
親の言動に以下のような特徴が複数見られる場合、その親は「隠れ毒親」である可能性が高いです。
しかし、目に見える虐待やネグレクトがないため、自分の親が毒親だと気づくのは難しいことがあります。
特にINTJ-Tの場合、自分が悪いと感じてしまうことも少なくありません。
こうした親の言動が積み重なることで、子どもの人格や気質に大きな影響を与えることがあります。
毒親であることに自覚がない親が多く、外見的には良い親であるように見えることが一般的です。
そのため、他者からは毒親だと認識されにくいことが多いです。
一見、親としての役割を果たしているように見えても、子どもの感情面や社会性の発展に対して関心が薄い場合があります。
物質的なサポートがあっても、精神的な支援や指導が不足していると、子どもは大人になってからもその影響を強く受け続けます。
このことは、成人後に改めて関わってみて初めて感じることが多いです。
毒親チェックリスト
- 幼少期に親が怖い、嫌いだった記憶がある
- 一度でも暴力を振られた記憶がある(躾でも)
- 「おはよう」「おやすみ」「ただいま」「おかえり」などの挨拶がない
- ご飯を1人で食べていたことが多い
- 親が自分の話ばかりする
- 間違いを指摘すると逆ギレする
- こちらの話を聞かない
- すぐに感情的になる
- ヒステリックを起こす
- 親の機嫌がころころ変わる(機嫌に振り回される)
- 怪我をしたり落ち込んでいても心配しない
- 論理的に話ができない
- 自分が悪いことでも子どもに謝らない
- 子どもにありがとうを言わない
- 子どもが秀でている部分はできて当たり前だと思っている
- プライドが高く、子どもに物事をストレートに頼めない
- 昔迷惑をかけたことを掘り返してくる
- 昔迷惑をかけたことを人質にしてくる
- 育てるのにコレだけかかっているとお金を人質にとる
- 子どもの悩みを平凡にしたがる
- 親が幸せそうではない
- 「愛してる」「大切」「好き」などの愛情表現をされた記憶がない
- 悩みの相談をしてもこちらが悪いと言ってくる
- 相談をしても話を聞かない
- 恋愛や性的なことで辱められたことがある
- 食事中に会話がない
- 親が人の悪口ばかり言う
- 夫婦間の喧嘩が多い
- 夫婦間の悪口を子どもに言う
- 子どもの前でタバコを吸う「受動喫煙」
- 子どもが下だと思っている
- 対等な人として向き合っていない
- 朝ごはんを作らない
- 褒められた記憶がない
- 親の転職回数が異常
- 自分のことを「他にこんな良い親いない」と言ってくる
- 物やお金と引き換えに奴隷化しようとする(例:コレを買ってあげたんだから、言う事聞きなさい)
- 子どもの前で毎日酔っ払うまで酒を飲む
- 何か子どもが悪いことをしても叱るだけで、話を聞かない
- 喧嘩になると数日間引きずる
- すぐに出ていくと言ったり、実際に家を出る
- すぐに家から出ていけと言う
- 子どもと頻繁に喧嘩になる
- 栄養バランスが取れた食事を与えない
- 「親に向かってよく言えるな」「子どものくせに」と言う
- 他の家庭と比較して、我が家がどれだけ良いかを強調する
- 親がギャンブル依存症
- 親が親(祖父母)と仲が悪い
- 親が親(祖父母)の悪口をよく言う
- 家を戸締めされた記憶がある
まとめ
INTJ-Tは、毒親育ちの影響を受けつつも、それを賢く処理し、内面的に消化する力を持っています。
感情的な反応ではなく、知的なアプローチで問題を解決しようとする姿勢は、INTJ-Tならではの特徴ですが、この特性が生きづらさを生むこともあります。
- 毒親の否定や比較により自己肯定感が低下し、完璧主義・自己批判・失敗への恐怖が強まる
- 感情を抑える環境で育ち、論理的思考を優先する習慣が形成され、感情表現が苦手になる
- 親の感情的な押し付けに対抗するため、論理的に考え、感情より合理性を重視する傾向が強まる
- 頼れる人がいない環境で育ち、「自分を守れるのは自分だけ」と思い込み、全てを一人で解決しようとする
- 親の支配的態度や信頼の欠如により、他者を信用しづらくなり、感情的な関係を避ける傾向が強まる
しかし、こららの生きづらさを解消しようと、一般的な自己啓発やネット情報をみても、INTJ-T特有の思考や感情の癖が絡んでいるため、外部のアドバイスがそのまま有効に働かないことが多いです。
なので、INTJ-Tの性格や気質に合ったアプローチが必要になります。
- どうすればINTJ-Tの思考に合った形で生きづらさを軽減できるのか?
- 論理的に整理しながら、感情とも折り合いをつけるには?
- INTJ-Tならではの強みを活かしながら、無理なく生きやすくなる方法とは?
こうしたテーマについて、筆者自身が試行錯誤しながら見つけた思考整理の方法や、具体的な対策をnoteにて発信しています↓
筆者自身もINTJ-Tとして生きづらさを多く感じることがありますが、悩みながら試行錯誤を繰り返すうちに、少しずつ以前より生きやすく、そして楽しみも見いだせるようになりました。
そんな筆者の経験を元に、同じように生きづらさを感じる方々に、自分らしく生きやすくなるための情報を発信していきますので、少しでも、読者の皆さんが自分自身を受け入れ、心地よく生きる手助けになれば幸いです。
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